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恋の映画って、いっぱいありますよねぇ。愛じゃなくて、恋。僕自身がお子ちゃまだからか、愛の映画よりも、恋の映画の方が観たくなります。んで、恋の映画と言うと、ハイスクールだとか、そこら辺まで登場人物の年齢が下がってしまうものが多い(気がする)んだけど、20代の真ん中で、恋の映画と言うのもやっぱりあります。それが、『恋人までの距離(ディスタンス)』。
20代の真ん中と言うと、そろそろ将来とか、仕事とか、結婚というものが目の前をちらついて、冒険が出来なくなったりします。だって、周りの同年代の中には、結婚して子供までいたりして、妙に焦ってしまったり。そんな時、恋の向こうに、「結婚」をちらちら見ながら、になるのかな、やっぱり。
映画は、言ってしまえば「ナンパ」で知り合う二人の、一夜の恋の話です。でもね、なんていうのかな、もどかしいの、見ていて。ごく普通の会話、そのなかで相手の気持ちを探って、迷って。恋って、いつまでもこんなもんなのかな。う〜ん、なんて他人事モード(笑)
二人が普段住んでいる場所の間には、大きな海が広がっています。それぞれに仕事があり、人間関係があり…付き合っていくには、どちらかの生活を変えないといけない。しかし…それは出来ない。でも…
やがて、朝が来て、別れの時がきます。そして…
主演のイーサン・ホーク、どっかで見たなぁ、と思ったら、良質の映画にたくさん出ている人でした。女の人の方は、ジュリー・デルピーというひとで、『トリコロール/白の愛』に出ている人。この映画は、三部作なんだけれど、まだどれも見ていません。この二人の会話、仕草がすごく自然で、いいんですよね。こっちがもどかしくなってくる。
あ〜恋がしたい(笑)
イーサン・ホークの主な出演作品
『今を生きる』(1989/アメリカ)
『ホワイトファング』(1991/アメリカ)
『生きてこそ』(1993/アメリカ)
『リアリティ・バイツ』(1994/アメリカ)
『恋人までの距離』(1995/アメリカ)
『トリコロール/青の愛』(1993/フランス)
『トリコロール/白の愛』(1994/フランス、ポーランド)
『トリコロール/赤の愛』(1994/フランス、ポーランド、スイス)
『恋人までの距離』
(1995/アメリカ/一時間42分)
監督・脚本:リチャード・リンクレイター
脚本:キム・クリザン
イーサン・ホーク
ジュリー・デルピー
エルニ・マンゴールド
投稿者 kait : 1997年11月10日 00:00
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