シネマノート

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シネマノートへようこそ。シネマノートは、映画ネタの雑文や情報を書いております。映画に興味のある方、ちょろっと読んでいって、感想などくださいな。

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2005年04月20日

Mac OS X 10.4“Tiger”予約しちゃいました。

関連カテゴリ: 日常雑想

 予約をしてしまいました。しかもiLifeとiWorksのセットのやつです。楽しみです。なぜなら、うちのOSは、Tigerから数えたら2世代前になる、10.2系でバージョンアップが止まっているんです。だから、ラベルは使えないし、イマイチ使いにくいFinderだし、iPhotoなんかも古いやつのまま。そんなのも、全部まとめてOSとともにバージョンアップですよ。

 あとは、新OSにバグができるだけ少ない事を祈ります。

Apple

「バグがゼロ」なんて高望みはいたしません。えぇ。

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2005年04月13日

Mac OS X 10.4 "Tiger" 4月29日発売決定!

関連カテゴリ: 日常雑想

ですよっ!
ついに出ますよ!
これは楽しみですっ! 例によってたくさんの機能を追加強化しての登場ですっ! ウィンドウズユーザーの方も、一度、アップルのサイトをご覧になってみてください。興味をそそられますよ。
デモ映像通りの動きをするとしたらとても便利そうな、ローカルディスクの検索ツール『スポットライト』、デザインも美しい、デスクトップ上の小道具の詰まった引き出し『ダッシュボード』、RSS対応の高速ブラウザ『サファリ RSS』、ほかにもいろいろ。ボクは一緒にiLifeとiWorksを買うかどうしようか迷っています。一緒に買ったらお得なんですよね…。うーん、迷うなー。

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2005年04月03日

『アトランティス(ATLANTIS)』〜海洋生物のフィルム・ファンタジー

関連カテゴリ: シネマ徒然

 『アトランティス』冒頭、街の雑踏。街のささやき、喧騒が闇に響きます。やがてそれは遠のき、 私は青い空から、海面へと滑るように近づいていきます。不意に私を取り巻く「音」が質を変え、光輝く白い泡とともに、私は海中から空を見下ろし、そして、深い深い海へと潜っていきます。そこに広がるのは、めくるめく、青い海の世界。どう言葉を並べてもそれらは陳腐になる、美しい世界。優しく包まれる感覚。浮遊感。映像と、それに見事にマッチした音楽が、観るものを別世界へと連れていってくれます。人間は、一切出てきません。 そこは、楽園です。海の生き物たちの、楽園です。

 監督リュック・ベッソンは数年間にわたり、世界中の海の姿、そこに生きるものたちの姿を映像に納めてくれました。その視線は対象への愛に満ち、やさしい。

 海の中では、人間は無力です。太古、海から生まれたはずの私たちは、その適応力を無くし、陸に上り、文明を築き上げました。人類の発展という目的の元、結果として自然を破壊し、我がもののように扱う私たちも、海の中ではとても無力な存在です。海中で私たちが活動するには、重いタンクを背負い、海中で唯一私の命を繋ぐレギュレーターを口にくわえ、タンクからの空気を頼りにするしかありません。そこでは何ができるわけでもなく、ただ、大自然に包まれて、存在させてもらうことしかできません。海水の流れる音、自身の呼吸音、海洋生物の生きている世界。映画では、ただ、ただ、海の中の世界が展開されます。

 少し古い映画ですが、そんなの関係ありません。興味がない、と言う人には無理強いはしません。だけど、優しい気持ちになりたいとき、そんな気持ちを思い出したいとき、ぜひ見ていただきたい一本です。

atlantis_dvd.jpg

リュック・ベッソン(Luc Besson)監督作品
『最後から2番目の男』(1982/フランス)
『最後の戦い』(1983/フランス)
『サブウェイ』(1984/フランス)
『グレート・ブルー』(1988/フランス)
『グラン・ブルー グレート・ブルー完全版』(1988/フランス)
『ニキータ』(1990/フランス)
『アトランティス』(1991/フランス)
『レオン』(1994/アメリカ)
『レオン完全版』(1994/アメリカ、フランス)
『マリン・ブルーの瞳』(1996/フランス)
『フィフス・エレメント』(1997/アメリカ、フランス)
『ジャンヌ・ダルク』(1999/フランス)

このところは、ずっと監督作が無く、脚本やプロデュース業ばかりです。さみしいなあ。

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2005年04月02日

もしもマックのシェアが50%になったら?

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長年マックを使っています。仕事柄というのもありますが、使い込んでいる方です。その前はウィンドウズを数年使ってました。どっちも使ってみて思ったのは、ボクにはマックが合っているようだということです。I love Mac!

さて、マックのシェアは今、数パーセントです。で、もしこれが、マックのシェアが50%になったとしたら? (まぁ、現実にもしそうなりそうならなんらかの方針転換があるのでしょうが、それはとりあえずおいておいて)訴訟騒ぎになるでしょう。市場を独占しているぞあいつらは!というわけです。だって、いま、マックを買ったら、写真閲覧も音楽を聴くのも、プライベートビデオを作るのも作曲も、もちろんメールもインターネットもワープロも、スケジュール管理も住所録も、チャットもできるし、DVDもCDも焼けてしまいます。マックを買ったらみんなついてきます。あ、表計算もあります。しかもどれもみんな統一された使い勝手で、使いやすい。よほどこだわりがあるか、専門分野でない限り、わざわざ他にソフトを買いそろえるなんて気になりません。サードパーティーのソフト屋さんが儲からないんじゃないでしょうか。

で、「アップルは自社のプラットフォームであることを利用して市場を独占している!」と、どっかの企業が言われたようなことを耳にしそうです。くわえて「機械もOSもまとめて作っていて、俺らよりも有利な状況で開発しているぞ!」と。

そうなる前に、アップルさんにはもっと他のソフト屋さんのことを気にして欲しいもんです。

しかし、アップルのソフトは本当に使いやすい。よく分かってらっしゃる。マイクロソフトのソフトウェアは、親切と言えば親切だが、痒いところには手が届かなくて、痒くないところばかり一生懸命「どうですか?どうですか?いいでしょ?」と大きなお世話なのだ。

もちろん中には「?」なものもあるけれど。